電子入札のICカード
前回の記事の続きになりますが、電子入札のICカードについて。
電子入札のICカードですが、電子入札コアシステム対応認証局が発行したカードが必要になります。
現在は、10社弱がカードを発行しており、その中から選ぶ事になります。
ほとんどのお客様は、日本電子認証のAOSignを利用しており、大体のトラブルは経験しており、解決できます。
でもたま〜に違う会社のカードのケースがあります。
老舗の某会社では、帝国データバンクを利用してましたし、今日、設定訪問した会社も違いました。
パソコン入れ替え(XPからWindows7へ)して、ソフトは引っ越しソフトで移動してあるとの事。
当然、その状態では動くはずもないので、各種設定作業を行います。
ちなみにカードはNTTアプリエの電子入札カード。
少し嫌な予感がしたが、予感的中、うまく稼働しない
PKIドライバがうまく入らず、メーカーのサポートページをみると、付属のCD-ROMからインストールして下さいとの事。
付属のCD-ROMを入れると、古いCDなので、Windows7には対応しておらず、サポート外のOSですとエラーがでる。
そこで、メーカーのサポートに電話をするも、話し中で延々つながらず
しょうがないので、付属のCDの中から、それらしきドライバを探し、無理やりインストールしてなんとか無事稼働しました。
さて、次のお客様はもっと悲惨でした。
利用しているカードは、日本商工会議所のカード。
Windows7のパソコンを購入したとの事で、設定作業にお伺いしたのですが、
日本商工会議所のカードは、現在発行も停止しており、Windows7に対応する予定もないとの事。
カードの期限がきたら、他のカードへ切り替えなければならない。
これはどうしようもないので、今まで通り古いパソコンで電子入札してもらう事に・・・。
電子入札カードは、いろいろありますがやはりシェアNO.1のカード(日本電子認証)が無難な気がします。
何かトラブルがあっても、他からの情報も入手しやすいという利点もあるので、サポートする側としても、とても助かります。
投稿者:谷口 修一at 23:34| パソコン関連