OutlookExpressの容量制限!
メールでのトラブル相談が多々あります。
最近は、データのサイズが大きくなってきており、写真やEXCELなどのデータを送る際は、その容量に注意しなければいけません。
メールを使用するプロバイダやホスティングサービス会社によって、1回に送れるメールの最大容量が決められています。
例えば弊社が推奨しているホスティングサービスのASJでは15MB、CyberONEでは10MB。
プロバイダのNSKでは10MB、OCNは100MBまで可能ですが、相手先にも制限あるでしょう。
昔は、回線も遅かったため、1MB以上は送らないようにとか言ってましたが、最近では、回線も早いので、5MB位までは普通に送っても問題ないようです。
それでも大容量のデータはできるだけやり取りしない方がいいです。
というのは、パソコンの中のOutlookExpressにも容量制限があるからです。
OutlookExpressの受信トレイは、保存フォルダを見てもらうとわかるとおり、1つのファイルで構成されています。(受信トレイ.dbx)
保存フォルダは、ツール−オプション−メンテナンスの中の保存フォルダというところに場所が記されてますので、それをコピーしてスタートの『ファイル名を指定して実行』に貼り付け開く事ができます。
ちなみにこれらのファイルをコピーしておくとメールの内容をそっくりそのままバックアップする事ができます。
ファイル−インポート−メッセージからメール内容を戻す事ができます。
特殊な手法を用いない限り、一般的に1ファイルのサイズは2GBが限界なので、それを超えると不安定になり、
いきなりメールの送受信ができなくなったとか、『フォルダを最適化する』のメッセージが出て最適化したら大事なメールが消えてしまう(しかも直近のものから)などというトラブルが発生するわけです。
そこで、その状態を回避するために定期的に受信フォルダとは別にフォルダを作成(受信フォルダの下の階層ではないところ)して、そちらにデータを移動させておくべきでしょう。
仕訳ルールで、自動的にいくつかのフォルダに振り分けておくというのも効果的です。
またどうしても大容量のデータを送りたい場合は、サーバーにデータをアップロードして、相手にダウンロードしてもらうというサービスあるので、そういうのを利用するのも良いでしょう。
投稿者:谷口 修一at 22:16| パソコン関連